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大阪府富田林市で昨年11月、新聞配達中だった東川達也さん=当時(16)=を車ではね、6.6キロ引きずって殺害したなどとして、 殺人と道交法違反(酒気帯び、ひき逃げ)の罪に問われた大工、市川保被告(42)の公判が17日、大阪地裁堺支部(岩倉広修裁判長) で開かれた。検察側は懲役17年を求刑。弁護側は最終弁論であらためて殺意を否認、結審した。判決は8月21日。
検察側は論告で「被害者を引きずっている認識があったと供述した自白調書の内容は事件の状況と合う。殺意があったことは明らか」
と指摘。「自己保身のために停止せず、残酷で悪質な犯行だ」とした。
続いて、被害者参加制度に基づき出廷した東川さんの遺族の代理人弁護士が
「これまでにも飲酒運転を繰り返している被告には社会のルールを守り、他人の命を思いやる気持ちはない」と述べ、厳罰を求めた。
一方、弁護側は「被告は飲酒の影響で認知能力が低下していた。引きずっていた認識はなく、殺人罪は成立しない」と主張した。
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